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ぶどう

ぶどうは世界中で栽培されているくだものですが、その歴史は非常に古く、紀元前4000年頃の古代オリエント(古代エジプト、古代メソポタミア(現在のイラクやシリア)、古代ペルシア(現在のイラン))ですでに栽培されていたとされ、シルクロードを通って中国へ伝わり、日本へもたらされたといわれています。世界ではおよそ8割がワインなどに利用されていますが、日本では生食が主です。また、現在栽培されている品種はヨーロッパ系のヴィニフェラ種と北アメリカ系のラブルスカ種に大別されます。日本では古くから栽培されている甲州種は、中国から伝わったヨーロッパブドウの東アジア種が自生化し、鎌倉時代に現在の山梨県甲州市で栽培が始められたとされています。明治時代以降は「デラウェア」のようなヨーロッパ系とアメリカ系をかけあわせたぶどうや、キャンベル系が栽培されるようになりました。
デラウェア 巨峰 ピオーネ シャインマスカット マスカット・オブ・アレキサンドリア ベリーA その他のぶどう

ぶどうの見分け方・食べ方

果実に傷やつぶれがなく、軸が太く褐色化していないものが良いでしょう。また、果実の表面に白い粉(ブルーム)がふいているものはよく熟しており新鮮な証拠です。黒ぶどうや赤ぶどうでは果皮の色が濃いもの(黄緑系ぶどうではやや黄色のもの)がおいしいです。
ぶどうは房の上についている実ほど甘い傾向があるので、房の下の方から食べると最後までおいしく食べられます。また、白い粉(ブルーム)は鮮度を保つ役割をしているので、保存する場合は洗い流さず、乾燥を防ぐため新聞紙やポリ袋に入れて保存するとおいしさが長持ちします。

ジベレリン処理

植物ホルモンの一種で、植物の花に摂取すると種のない実ができることから、人工的に種なし果実を作る際に使われています。

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