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りんごの歴史は古く、スイスで発見されたりんごの化石から、約4000年前にはすでにりんごが栽培されていたのではないかといわれています。りんごの原産地は中央アジア地方、コーカサス(カフカス)の北方地帯から西アジアにかけての寒冷地で、それが16~17世紀ごろにヨーロッパ各地に広まり、栽培が盛んに行われました。アメリカには17世紀後半に移民によって伝わり、品種改良を重ねながら栽培が広まりました。日本には1871年に北海道開拓使次官の黒田清隆がアメリカから75品種の苗木を持ち帰り、その後農林水産省の前身である内務省勧業寮が全国に苗木を配布したことから、広く栽培されるようになりました。
りんごの見分け方・食べ方
軸にしわがなく、皮に張りがあり、全体的に着色しておりお尻の部分に緑色が残っていないりんごがおすすめです。また、同じ大きさで手に持ったときしっとり重いものほど熟しており、よく熟したものは特有のさわやかな良い香りがします。また果実を指ではじいた時、鈍い音でなくポンポンと弾んだ音がするりんごが新鮮です。
りんごをすりおろすときは、金属のおろし板では褐変が進んでしまうため、プラスチックや陶器のおろし板を使うのがおすすめです。また、よく冷やしてから食べると甘さが増し美味しく食べられます。
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