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伊予柑

山口県阿武郡東分村(現在の萩市)の中村正路氏の農園で1886年ごろに発見されました。その後、愛媛県松山市の三好保徳氏が苗木を購入し、近隣に配布するなど普及に努力しました。果実は250グラムほどで、夏ミカンに比べて柔らかいです。現在出回っている伊予柑は、1955年に宮内義正氏によって発見された枝変わり品種の「宮内伊予柑」が有名で、原種より少し大きく、早めに成熟します。

おもな生産地 愛媛県・和歌山県・佐賀県など
出回り時期 2月下旬~3月下旬

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